局アナは辞めても花道ではないらしい


2019/4/7 そこまで言って委員会NP より

元日本テレビでフリーアナウンサーの石川牧子さんのお話を中心に記事にしました。

なお、石川さんは定年後にフリーアナとなられています。

ここでは、局アナ時代の話を織り交ぜながら、「退社する女子アナが昨今多い問題」についての議論からの引用です。

 

・朝勤、日勤、夜勤とあるので負担が大きくはない(おそらくキー局だけの話)

・アナウンサーは管理される仕事なので、窮屈と感じる人が多い

・昔は管理職になると後輩の指導・管理にあたるのが普通で、一部で生涯、(アナの)職人でいたいという人が辞めていた。ところが最近は、プロダクションが増えてきて、帯番組など顔が売れているアナウンサーだと営業がしやすいのでそういう人達に声をかけるという事例が非常に多くなかったそうです。

・辛坊さん)「最近辞める女子アナは、ダンナさんがいて生活に困らないので、(野心などで)辞める人が多い。川田裕美さんのように裸一貫でやって成功している例は非常にまれ」

・辛坊さん)局のアナウンサーは年収ベースでは皆同じ。視聴率の良い番組に出ているアナ、地味なミニ番組の多いアナどちらも年収は同じ。

辛坊さん)昔は局アナで途中で辞める人は少なかったが、最近はアナに限らず、局社員でも多い。やりたいことだけをやりたい人が増え、辞めたら明日からの生活がという危機感を覚える人が少なくなった。

 

・フリーで成功するアナは本当に少ない。

 

石川さん)組織の中で学ぶことがある。女性が2、3年で辞めると、組織、社会の構造を学ぶことなく出て行っているので、ある意味、もったいない。ちゃんと年数を重ねれば、(女性でも)意思決定の場にいられる。それを経験せずに辞めることが残念では。

 

辛坊さん)キー局にはアナが何十人もいて、待遇は同じ。ただ、「大部屋女優」と「主役級の女優」と選別されてくる。一度、大部屋女優に組み込まれると、なかなか主役級になれない。

だから、主役級になった局アナで「有名プロダクションに入ってフリーになった方が、収入が上がる」と目算する人が何人か、何年かごとに現れる。

 

石川さん)真摯にアナウンス技術を上げたい人を私は「大部屋」とは呼ばない。また、バラエティ番組を何年かやり、その間にコスプレなどタレント扱いをされ、それが終わり、ふと「自分にはアナウンス技術がない」と落胆する人が多い。

 

アナウンサー業界として)辞めた人すべてがフリーになるのではなく、留学、全くの異業種、独立するなど多岐にわたっている。辞めたあと、トップクラスの成功者は1割にいくかいかないか。「局アナでした」という肩書が使えるのは、同じアナウンサーの職に就く時ぐらい。

 

石川さん)とくに地方局のアナウンサーだった人が中央を目指すとしたら「止めた方が良い、成功例が少ないから。家賃が払えず帰って行くから」と必ずアドバイスをする

 

辛坊さん)プロダクションのほとんどが固定給ではなく歩合制。女子アナを一杯かかえている有名なプロダクションはほとんど営業はしてくれないので自分で頑張るしかない。自分が頑張って仕事が増え始めるとマネージャーが付きはじめる、基本、マネージャーはいない。その事務所には80-100人くらい女子アナがいるが、売れ人は一握り。

 

(管理人の独断:事務所の名前は伏せていましたが、推測でセントフォースでは?)

 

秘書役の読売テレビの黒木アナへのアドバイスとして

石川さん)組織の中であつれきを生まないで頑張る。上司をみならって勉強、アナウンス技術を磨く。

 

「昨今、局を止めた女子アナたちの今後は?」

辛坊さん)彼女らは知名度があり、関東はイベントなどの仕事が多いので、局アナ同様、仕事が豊富。

石川さん)数年は良いと思う。ただ、日本は30過ぎたら、40過ぎたらとなってくるので、そこを超えた人が成功者だと思う