防災の専門家が岡山県を非難するも、私はムダだと思う


地元ニュースによれば岡山県主催で「7月豪雨における県など自治体の対応に不備がなかったか検証する会議」が、今日開かれたそうです。

 

京都大学の教授など防災の専門家6名が岡山に来られ県の職員らに対し「避難指示を出したら、終わりだと思っていませんか?」「結局、これだけたくさんの人が亡くなっているではないですか!」「住民に積極的に避難の呼びかけを」「危機感をどのレベルの職員までが共有できていましたか?」と辛らつな意見を言われたそうです。

 

県の職員らにアドバイスするのは良いと思いますが、公務員や依頼を受けた作業員(通行止めや防潮堤などの作業)さんらは、切羽詰まった時にできる限りのことをされたと思います。

 

私が言いたいのはそもそも「避難場所」とされる「公民館や学校、そして公園」に避難できるのか?避難できたとして助かる保証はあるのか?です。

私の住む場所の複数の避難場所は把握しています。ただ、そこへ避難できたとしても、この地域の住民の密集度から判断して「半数はおろか、2割も入れない」と思われます。

しかも、避難場所は地理的な偏りがあり、その場所に近い人から優先して入ると思われますし、避難場所そのものが低層の建物がほとんど。

 

結局、我が家の結論は「避難指示が出されても避難所には入れない、ならば車で避難するか、2階で過ごすしかない」です。

 

避難所の数が豊富、あるいは人口が少ない地域なら防災の専門家のご指摘は正論と思われますが、最終的には地元の人間(役人、専門家ら)が地理、人口密度を調べた上で、ベストの避難計画を立てるしかないと思います。

その上で今回の豪雨被害は、私見ですが、小田川、砂川などの「川の氾濫」が最大の要因であり、避難指示が深夜だったために避難できなかった人が多かったと思いますし、地震ではなく洪水だったために避難すら困難だった。

 

そして「岡山の川は氾濫しないだろうし、氾濫はしても決壊なんて」と思っていた県民がほとんどで、決壊すると思っていた人が少数派で、対策が遅れていた点も要因の一つ。大きな災害の経験がない人が多かったから

 


関連記事 倉敷・真備で住民の意識調査を 災害検証委が岡山県に要求へ・山陽新聞

http://www.sanyonews.jp/article/772339/1/