アメリカの大統領が広島を訪問した意義は大きい


せめて平和公園できれば原爆資料館を米国のトップに訪問してもらって、「原爆の産む悲惨な結果」を見て頂きたいとかねてから思っていたのですが、今日、実現しました。

 

謝罪の言葉が欲しいのではなく「とにかく訪問」して頂けたことが重要であり、これまでの大統領が「なぜ訪問しなかったのか?」という疑問、さらには、もう二度と大統領クラスの訪問はないかもしれないという不安が残りますが、

「自分や自分の親が迷惑をかけた人の家を訪問するときの心境」を想像すれば、オバマさんの訪問は勇気ある一歩だと思えます。

 

そして、後遺症によって苦しんでいるはずの被爆者の人達から「ひとつの区切り」「安心した」「うれしい」といった心境を述べられていることから、訪問が意義のある出来事だったと言えますし、「いつまでも謝罪や補償を求めないのが日本人の素晴らしさなのかもしれない」と感じました。

 

話はそれますが、オバマ氏の広島訪問を記者に尋ねられた中国の外相は南京事件を引き合いに出し

「(原爆の)被害者は同情に値するが、加害者は永遠に自分の責任を回避することはできない」

と発言。未来の日本人も含め加害者にするつもりです。

 

この時「南京事件では30万人が日本軍に殺された」とも発言した模様ですが、30万の数字に根拠はありません。「日本はひどい国」という印象をアピールするため、広島・長崎で亡くなった御霊より意図的に多い数字として30万にしたのではないか、という見方があります。

日本軍が中国の方にひどいことをしたのは事実です。ですが、「原爆を持っていない日本軍がどういう方法で原爆死亡者よりも多い人を殺めることができたのか?」という強い疑問が残りますし、中国側は数字の根拠を示すべきです。

 

私の乏しい知識では「日本軍の捕虜となった南京市民の数が多すぎて食料難になり、餓死や仕方なく死んで頂いた」という説があり、その数も「30万よりももっと少なかったはず」と思うので、

今回のように中国の偉い人が「原爆の話になると必ず南京事件を絡める行為」に違和感を覚えますが、仮に私が中国で生まれていたら「真実を知らないまま、日本を嫌いになっていたかもしれない」と思うと、中国の一般市民は物事の真実を知る方法がないために気の毒にも思えます。