私が誰かに「東京オリンピックが近いんだから●●してよ」と言われたことはありません。

ただTVニュース好きの私にとって、1日に1回以上、東京五輪、オリンピックといった言葉をテレビから耳にするのが当たり前の生活です。

だとすれば、実際、それを目指して頑張っている選手、放送権をもくろむテレビ業界、出版界といったわかりやすい業界だけでなく、競技場や周辺道路の工事にかかわっている業界の人なら、1日に数回以上、耳にしているでしょう。

今はまだ時間がありますが、2019年になれば「来年は東京五輪だから、このプロジェクトは今年中に済ませないとダメだよ」とか「五輪のボランティアなんて、めったにない機会だから体験しておけば」といった会話が出てくるかもしれません。

そういった中で、「五輪だから●●してね、ガマンしよう」といったセリフはハラスメントに該当するわけで、「お互いが共感してがんばろう」なら問題はないのですが、上の者(取引先も含む)が下の者(請負も含む)に言って、納期を急がせたり、五輪記念価格といった値引きの強要、有給休暇が取りにくいなど、「オリンピックを口実に下の者に強要する、不快に感じる」といった状態が増えるのでないか?、そして「なんでもかんでも五輪を口にするのはいかがなものか?」と思います。

そういうのを防ぐためにも、あえて東京五輪ハラスメントと私は呼称し、「五輪を言い訳に使って欲しくない」です。