ドナー男児の移植「無断で放送」両親がTBSと病院提訴・朝日新聞
抜粋
脳死した男児(当時1)の肺が移植される様子を無断でテレビ番組で放送されたとして・・・番組を放送したTBSと移植手術をした岡山大学病院、日本臓器移植ネットワークなどを相手取った損害賠償訴訟を広島地裁に起こす。
番組は2017年7月に全国放送された。移植医に密着取材する内容で、両親には放送前に連絡はなかったという。肺が画像処理されずにそのまま映っており、番組を見た男児の母親は髪の毛が大量に抜けるなど精神的苦痛を受けたという。母親は「夢で息子に会うことだけが慰めだったのに、夢の中の姿さえ肺になってしまい唯一の安らぎを奪われた」と話した。
また、男児の名前などドナーだと直接わかる情報は含まれていなかったが手術した日などから知人に知られたとし、プライバシーの侵害に当たるとした。
TBSは「臓器移植法の指針に従って細心の注意を払って制作した。訴状を受け取り次第、内容を精査して対応を検討する」

私見
「手術した日」「ドナーの性別、年齢」で「わが子」と類推されたから、精神的苦痛を受けたという提訴。
その上で、両親サイドを考慮すればTBS・日本臓器移植ネットワークを訴えるのは理解できますが、
手術を執刀した岡大病院には適合患者がいただけですので、訴訟の相手に含めるのは無理を感じます。

ただ、お子さんを亡くされた方に同情したい気持ちはありますが「この映像はわが子だろう」「知人に知られた」という理由の裁判で勝訴できるかどうか。