熊本城に寄付する日本財団って何?宝くじやギャンブルは悪?

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※この記事内の割合の数値は毎年多少、上下します。

 

熊本城の再建に30億円の寄付を予定している日本財団。

 

「日本財団って何?」という人が多いと思います。簡単にいえば、競艇(ボート)の売上の約2.7%を受け入れ、それを国内外の公益団体の支援(障がい者支援、途上国支援など)を行っている財団です。

情報元

http://www.nippon-foundation.or.jp/who/about/funding/

 

ちなみに競艇は国交省、競馬は農水省、競輪は経産省が管轄している公営競技で、競艇の場合は75%を当選金としてお客へ返金しています。

そして、宝くじは46.7%が当選金、39.8%が自治体に支払われていて、たとえば西日本宝くじなら発売した西日本の県の土木や防災事業に充てられています。

http://nishinihon-takarakuji.jp/root.html

 

要するに3千円を使ったら、宝くじは約1200円が自治体で、ボートは約80円(実際はそれより少ない額)が公益団体で使われているということです。

(競馬やケイリンの内訳は私は調べていません)

額で言えば「宝くじは寄付としての意味合いが強い」、「公営競技は返金額が多い」ものの、どちらも「間接的な寄付」をしている、といっても間違ってはいないはずです。

ここまでの結論として

ボートファンが使ってきたお金の一部が「日本財団」と名のついた介護施設の車として活躍しているだけでなく、今回の熊本城への復興に使われる予定です、ということを知って頂きたいのです。(私は少額で楽しむので本当に微力です)


 

 

このように宝くじや公営競技は「一定額を必ず当選金として返金し、残りから経費、宣伝費を除いた額は公益・公共の事業に使っているのが明確」なのですが、パチンコは明確になっていません。

 

ギャンブルで借金をし家庭が崩壊したり、犯罪を犯す人がいる以上、イメージが悪いのは仕方がありませんが、依存症にならないように本人や周囲が気をつけるしか方法はないと思います。

 

そのうえで、宝くじやサッカーくじのように「ファンが多いギャンブルはテレビにも取り上げられ世間的に容認」されているのですが、「競艇のようなマイナーなギャンブルは不健全」というイメージが多いように思えます。

これは大人しか遊べない公営ギャンブルと、アニメキャラがデザインされたスクラッチくじは子供でも買えてしまうということも「イメージの格差」の要因なのかもしれませんが、単に当選金としての支払いの割合だけを見ると、宝くじ(46.7%)よりも公営ギャンブル(75%)の方が良心的です。

 

そのうえで

宝くじや公営競技を買うと、割合は違いますが公共事業や途上国などに貢献しているということ、そして「それらの売上の分配は明確」という点で、先日話題になった闇系ギャンブルとは「本質が違う」ということを知って頂ければと思います。

 

私の個人サイトで掲載している、競艇と宝くじの販売額の分配比率の円グラフです(ボートは2015年、宝くじは2014年時のデータです)

kyotei

※円グラフはクリックで拡大します