天皇陛下が生前退位されるとシステムダウンする企業があるかも

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陛下のお気持ちを考えると、生前退位されることは私は賛成です。ひょっとすると、陛下はご自身のご公務だけでなく皇后様のお体もお気遣いされているのかもしれませんので、退位されるとお二人のご負担はかなり減るかと思います。

一方で、現実味を帯びるのが「元号の変更」です。

 

企業内SEか外注SEかによって、さらにSEのレベルや先見性にもよりますが、

「平成」という元号がいつまでも続くわけがないので、それなりに対応したシステム設計をしていると元号が変わっても全く問題ない、仮にあっても少しの修正で直ると思われます。

しかし、”システムを作っていた時”に

「予算を削られ、急いで作ってしまった」「元号が変わることを全く想像していなかった」としたら

・新元号が表示されない、印刷されない、平成のままといった軽微なものから

・新元号を入力できないという中ダメージ

・元号の判定ができないためにシステムが止まってしまう、つまりシステムダウンという大ダメージ

といった症状が危惧されます。

 

印刷物なら「手書き」「消し線入りの新元号のハンコ」で当面は対応できますが、「システムダウン」はシャレになりません。

 

まず元号に関連するデータを挙げると

・顧客の誕生日、車の初度登録年月など

・仕入日・出荷日・購入日・入社日など、西暦ではなく「和暦」で管理している場合

 

次に不具合が出る場所として推論ですが、

 

創業年数にもよりますが企業なら昭和・平成の2パターン、

誕生日なら明治・大正・昭和・平成と最大4パターンしか考慮していません。

つまり、新元号に対する処理を用意していないために、

・何も表示されない

・処理が止まってしまって次に進まない

ということが想定されます。

ちなみにWindowsに依存したソフトの場合は、WindowsやOfficeがアップデートされない限り、元号は正しく表示されない可能性があります。タスクバーの時計を和暦にしている場合やExcelの書式による元号の表示など・・・

 

そういう意味で

元号が変わってもシステムがダウンしない、あるいは軽微な修正で直ったとしたら、それを構築したSEは先見性があり、優秀だと言えます。