三菱自の関連会社が岡山県に約200社、ベネッセ以来の衝撃

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三菱自動車の下請け企業が大小含め約200社が岡山県にあり、おそらく大半の企業が倉敷市や総社市にあると思われます。

今回の三菱自の燃費不正問題は、三菱の本社または研究所の不正だと思われますが、一方で倉敷市水島にあるのは「自動車の組み立て工場」です。

その工場までが不正に加担していたとは思えませんし、思いたくはありませんが、

いずれにせよ、三菱自が倒れれば連鎖的に200社も倒産する可能性があります。そこで、地元の中国銀行とトマト銀行は5000万円を限度に緊急融資を始め、取引停止になっている下請け企業の社員の雇用の維持を図ろうとしています。

 

全く無関係の方にとっては「三菱自は倒産した方が良い」という言葉を口にされるかもしれませんが、岡山県に住む私にとっては「失業者が急増するだけなく、県民税、倉敷市民税に影響」

さらには岡山県内の景気が悪化し、「岡山の終わりの始まり」が現実味を帯びる可能性が出てきます。正直、県の借金がこれ以上増えるのは勘弁して頂きたい。

 

実際、ベネッセの顧客情報漏えい問題は「下請け社員の犯罪」でしたが、ベネッセの停滞により岡山県内の景気も落ちましたし、とくにベネッセは美術関係の施設に関わっていた一面があり、もしあの事件がなければ「瀬戸内国際芸術祭」はベネッセの大幅なバックアップにより、今よりももっと豪華になっていたはずです。それが「たった一人の外注の男のせいで」です。

 

岡山は他県から見れば「どこにあるのかわからない」「災害が少なそう」「晴れの国」「山陰と四国への通過駅」というイメージが多い一方で、大企業の本社といえばアースミュージック&エコロジー、はるやま、カンコー学生服、山田養蜂場ぐらいしかありません。その程度の県です。

(もっと他の企業があったかもしれません。また、形式上、岡山に本社を置いているだけの企業もありそうです)

 

ただし今回の不正は三菱自動車という会社ぐるみと思われるので、ベネッセよりタチが悪いですが、基本的に「その下請け会社や三菱の販売会社(ディーラー)」は悪くないはずです。

下請け1社の社員数を20-30名程度と見積もっても、200社ですから4000-6000名の人が失職し、その家族とくにお子さんの進学にも影響する可能性があります。

 

私個人としては、三菱自動車水島工場は当面の間、自社製品の組み立てをせず、日産やマツダといったよその大手メーカーの「下請け組み立て工場として生き残る道」を歩んだ方が良いのではないかと思います。

正直、三菱ブランドの車はしばらく売れないでしょう。ただ、組み立てる技術・ラインは工場にはあるので、その道なら「関連企業も含め、今回の不正問題で受けるダメージを最小限に抑えられる」と、素人なりに思います。

ただし、これは三菱自を守るためではなく、落ち度のない下請け企業の雇用維持および倉敷市や総社市の税収面への影響を抑えるための案でありますし、私は三菱の関係者でもありません。誤解のないようにお願いします。