ラジオの生放送で素人が反原発反政府を主張する

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管理人である私の意見としては、「個人の考えは自由」と思います。また、この記事は、偶然聞いたラジオ番組の内容なので不明瞭な部分があります。

 

RSKラジオの2016/1/16 午前10時45分頃からの放送で「岡山に移住した人を紹介するコーナー」があり、原発事故の影響でお子さんの将来を考え群馬県桐生市から岡山の農村地帯に移住し、カレー屋を営みつつ自給自足されているご家族が登場されました。

この時点で、福島から離れている群馬県といえども放射能が気になる人なら移住したいお気持ちは理解できますし、身寄りのない土地での生活は最初の頃、さぞ大変だったと推測できます。

 

男性アナがご主人に「なぜ、岡山に?」と尋ねたのをきっかけに、約10分のコーナーの間に、次のような不平不満を言われました(箇条書き)

・今の総理は嘘つきだ。放射能が空気中に今だに漂っているのにデータの公表をしないし、川内原発は再稼働を始めている。

・(日本の有名家電メーカー2つの名を挙げ)原発の製造メーカーもデータを公表しない。

・総理(または政府)が嫌いだから税金を払いたくない、バカバカしい。

・いいですか、みなさん、この空気中に放射能が一杯漂っているので気をつけて下さいよ、と公開番組(場所は岡山駅内のスタジオ)に来ているお客さんに向かって呼びかける。


 

 

要するに、反原発と反政府のお考えを持った素人男性なのですが、本来、そのコーナーは「岡山に来て、住みやすいですか?住みにくいですか?どういったお仕事をされていて、もし宣伝されたいのならご自由にどうぞ」という主旨なのですが、

生放送で反原発の人が延々と政府批判、しかも評論家ではなく素人

という、聞いている人の中には私と同様に「異常な事態」と感じた人もいたのではないでしょうか?

 

もちろん、発言は自由です。ただ、アナウンサーは本来のテーマである移住に関する話へ戻そうと質問を変えても、素人さんは「”番組に出演できたという絶好のチャンス”を活かしたいのか、普段からの不平不満を織り交ぜながらの会話のやりとり」だったので、聴いていて不快または恐怖を感じました。

 

最後に、彼の主張に対し「私の意見」を書きますと

・納税は国民の義務なので、総理(政府)の好き嫌いとは無関係。

・放射線量についてですが、「専門家の言う安全レベル」を信じる人は気にしないでしょうし、信じられない人はゼロマイクロシーベルトまたは自然放射線量(日本地質学会)にならない限り信用できないでしょう。ただ、宇宙からあるいは大地からの放射線は太古からあるので、ゼロの場所は存在しないとは思いますが。詳しくは地質学会や広島県医師会のサイトで。

・”今”の安倍総理だけでなく、当時の菅直人総理の責任も大きいと思います。放射性物質の飛散方向のデータ(SPEEDI)を公表しなかった、ヨウ素剤を強制的に服用させなかった。さらに、福島原発に総理が自ら乗り込むという、「全く意味のない、妨害行為にしか思えない失態」を犯したと思います。もっと言えば、政治家や企業に向かって「原発は安全だと言っていた”過去の”原発専門家の責任も大きい」と個人的に思います。

・移住して大変な生活をされてご苦労はあるかと思いますが、「放射能が一杯漂っていますよ」と言って、ラジオの放送を使って岡山県民を脅かすのは良くないと思いますし、素人でなかったら放送法に抵触していたかもしれません。

 

素人の不規則発言が数分ではない長時間続いた状態は、放送事故とはいえないかもしれませんが、私が司会者なら放送を中断し音楽を流す、という手もあったように思います。

一方で、ご自分の意見を放送で主張したいのなら、同じ意見の政治家を応援し、その人に代弁してもらうのが一般的だと思います。

 

補足:岡山県には原発はありませんが、ウラン鉱山がありました。現在はそのウラン化合物を使ったウランガラスを展示した妖精の森ガラス美術館があります。