●●してはいけないというルールに続く暗黙の補足

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外務省の海外安全ホームページ

http://www.anzen.mofa.go.jp/

の地図の「危険度表示」をクリックすると

「退避を勧告します。渡航は延期してください」

といったエリアが表示されます

 

たとえば

ロシアは「十分注意」

北朝鮮は「渡航の是非を検討」

といったことがすぐにわかります。

またアフリカや中東には「真っ赤」の「退避勧告エリア」がやたら多いのがわかり、千原せいじさんはTVの仕事とはいえ、「よくアフリカに行って、平気にフレンド!と叫んでいたな」とさえ感じます。

 

後藤さんが殺されたのは大変残念ではありますが、

「渡航は延期してください」と政府が言っているところに自分の意思で行かれた結果ですから、ご本人も「自分で決めたこと。やむなし」と思われていたのではないかと思います。

企業や政府の指示で行かされて拉致されたのならともかく、やはり、一般常識として「●●しないでください」といったルールを我々は守らないといけないと思います。

・信号無視はしないでください。(事故を起こす・遭うかもしれません)

・ため池に近づかないでください。(溺れる可能性があります)

・個人情報の登録はご自身の判断でお決めください。(漏れないように企業・自治体として最大限努力はしますが、絶対に漏洩しないとはいえません。心配される方は登録をご遠慮下さい)

・渡航は延期してください。(事件に巻き込まれる可能性があります)

・・・

挙げれば切りがありませんが、()のように暗黙のルールが補足されていて、この「補足文」を自分で考えられるのが一般的な社会人だと思います。

一方で

学校の先生が「車に気をつけましょう(命を守るため)」「しっかり食べましょう(成長のため)」「皆と仲良くしましょう(社会に出て生きるため)」と何回も言ってくれていた言葉にも実は()の補足文があったわけで

「聞き飽きた」と子供の頃は感じていても、実はそこに先生の優しさがありました。

 

話を戻しますが

世間的には「英語が必須」「若い人は海外へ」ということを政府は推奨していますが、

今回の件で「人としての常識・会話が通じない当たり屋のようなテロ集団が日本人の命を狙っていることが確実」になりました。

後藤さんのように現地に詳しい人ですらガイドかなにかに騙されて拉致されたぐらいですから、

旅行でも危険ですが、とくに海外に住む場合は「相手国の文化・風習・宗教」といったことをよく勉強しておかないと、事件に巻き込まれる可能性が高いと思います。

単に「運が悪かった」「自己責任」という言葉で片付けられないぐらい、外交問題になり日本政府は労力と時間が割かれました。

今後、テロ組織は日本人というツールを使って日本と他国の仲を悪くしようとしたり、お金を要求してくる事案が増えるでしょう。

しかし、政府が全ての日本人を守ることなんてできないのは、国民はわかっているはずです。結局「自分の命は自分で守る」しかありません。

 

今回の件をふまえ、政府は

こういう場合は助ける

こういう場合は助けない

といった「海外に移住・旅行者に対するルール」を明確化すべきではないかと思います。

輸出入のビジネスのために外国に行ったり、途上国に技術支援をするということは大切です。

そして当人の命もさることながら、日本人が事件に巻き込まれると「政府の活動が停滞・制限される」というデメリットも大きいと思います

 

(後藤さんには助かって欲しいとは思いつつも、テロ側の理不尽な要求で救出は難しいだろうと思っていました)